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人生で起こるさまざまなイベントを疑似体験することができるボードゲーム「人生ゲーム」。発売55周年を迎えた今年、8代目人生ゲームが発売された。

8代目で最も大きく変化しているのが「結婚」に関するシステムだ。これまでは、ゲームの過程でプレーヤー全員が必ず結婚する設定になっていたが、8代目ではルーレットで奇数が出た場合は、結婚をしないまま進行することになった。

池沢さんは「今まで以上に、生き方が多様化している中で、結婚も今までみたいに絶対しなければいけないルールにしなくてもいいのではないか、という意見があった」と変更に至った背景を振り返る。

それに応じてマスの表現も変化。従来は「子どもが生まれる」だったが、8代目では、「子どもを迎える」に。「(ゲーム中で)結婚しないケースも出てきたので、表現に幅を持たせた」(池沢さん)という。