プロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)の最初のシーズンが終わった。球団は13日記者会見し、9月末までの入場者が303万人(非試合日を含む)に達したと発表。さらにサービスの質を上げて、来季に臨む考えだ。

 「開業直後はいろいろとご意見を頂いたが、SNSなどの口コミで、多くのお客さんに来て頂いた」。球場運営会社の三谷仁志・事業統括副本部長はそう振り返った。

 チームは2年連続の最下位に終わったが、客足は尻上がりに伸びた。主催試合の平均入場者数はソフトバンク、オリックスに次ぐパ・リーグ3位の2万6515人を記録。試合がない日でも平日は約4500人、休日は約1万500人が詰めかけているという。