日本テレビが大みそかの年越し特番として2006年から20年まで放送してきた「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」シリーズが、今年も放送を見送ることが22日、分かった。

同番組は、毎年大みそかに高視聴率を記録する「NHK紅白歌合戦」の裏番組として、10年からは11年連続で民放首位の視聴率をマークするなど人気だったが、コロナ禍などを理由に21年以降は休止に。関係者によると、今年も復活を含め、さまざまな案を検討したが調整がつかず、3年連続で見送りとなったという。

日テレでは21年以降、2年連続で新お笑い特番を放送。昨年はナインティナインと東野幸治をメインMCに据えた「笑って年越し!世代対決 昭和芸人VS平成・令和芸人」を放送したが、紅白の裏番組としては長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子らが司会を務める「ザワつく!大晦日一茂良純ちさ子の会」を放送したテレビ朝日に視聴率で2年連続民放トップの座を譲る結果に終わっている。

日テレでは今年も「ガキ使」に代わるお笑い番組の放送が濃厚で、3年ぶりの民放トップ奪還を目指す大みそかとなる。

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