弁護人「婚約破棄の理由は何でしたか?」

被告「主だった理由は、『金銭的に余裕のある人がいい』と言われました」

弁護人「当時の貯金は?」

被告「30万円くらいでした」

弁護人「借金はありましたか?」

被告「ありませんでした」

弁護人「どんな気持ちになりましたか?」

被告「彼女だけが信用できる大きな存在だったので、ショックが大きかったです」

《婚約を破棄された約半年後、被告は、別れた女性の「変化」に気付き、心を大きく揺さぶられることになる》

弁護人「そのころ、他に変わったことはありましたか?」

被告「(別れた女性の)LINEのプロフィールに変化がありました」

弁護人「どんな変化ですか?」

被告「名字が変わっていて、『結婚しました』と書いてありました」

弁護人「どう思いましたか?」

被告「自分自身にとって、(交際していた)9年間は長い、大きな期間でした。別れてからたった半年で結婚と聞いて、自分の存在価値がわからなくなり、生きていく意味がない、死にたいと思いました」

tps://www.sankei.com/article/20230718-I67S6YBT7JLUPBIKZTGGRSFQNM/