https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbd1f0038f0bdd08cd9fea5de3b1c9e9021ea63

――最初、監督から選手にはどのような言葉をかけましたか

 立浪監督 自覚をもって、逆に選手がコーチを引っ張るぐらい自分の課題と向き合ってやっていってほしいということです。

 ――選手達はどのような心掛けが必要だと思いますか

 立浪監督 これからレギュラーを目指す選手が多い。とにかく人のためにやるわけではない。自分のために、それがチームのためになる。やらされるのではなく、自分がうまくなるという目的意識を持ってやってほしい。

 ――攻撃も守りも当たり前のことをしっかりやっていく

 立浪監督 もっともっと意識を高めていかないといけないチームだと思っています。実際、今年も去年も隙を突かれて点数をたくさん取られた。それを練習することもそうですし、意識付け、ベースランニングもそうですし、大事かなと思います。

 ――(実戦形式の練習では)ダブルスチールやランナー三塁からどう点を取るかということを行った

 立浪監督 ここ(バンテリンドーム)で戦う時は、そんなに点を取れない。ランナーがサードでショート、セカンドが下がっている状況で三振で1点を取れなかったことも多かった。もちろん外野フライを打つことは簡単ではないんですけど、そういった意識を、それをできるために昼から各自の技術向上のためにしっかり練習していきたいなと思います。

 ――秋季キャンプをバンテリンドームで行うのは初めて

 立浪監督 全然知らなかったです。(吉川)球団社長もおっしゃってましたけど、日本シリーズ用にあけてあったので使えたことがよかったです。

――日本シリーズ第3戦までを見て印象に残ったシーンは

 立浪監督 オリックスの後ろのピッチャーは強力ですし、2割4分でも5分でもここ1本というところで打つじゃないですか。そこが一番大事だと思う。同じ1本でもどこで出るかというね。頓宮選手は首位打者を取りましたが、すごく成績を残した選手が多いわけでもない。その中で阪神の投手から4点とか5点取る。二死から宗選手が2点タイムリーを放ったりとか。そこはやっぱり技術のところも大きいと思います。