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 蓋を閉めずに会計ができるセルフレジの開発企業であるアスタリスク。
そして、ユニクロやGUなど、傘下の店舗でその技術を利用したセルフレジを展開するファーストリテイリング。この2つの会社の間で、特許を巡る泥沼の争いが繰り広げられている。

 根気強くパテント料の支払いを求めてきたアスタリスクに対して、ファーストリテイリングは「ゼロ円での契約」を突き付けてきた末に、「特許に値する技術ではない」として特許庁に無効を訴えた。
ファーストリテイリングの対応について、アスタリスクの鈴木社長に聞いた。

「こちらはこれまでに5000万から6000万円の裁判費用を使っていて、これが続けば億の単位に乗ることも考えられる。
ウチの規模でこの金額は大き過ぎます。正直言って、最初からこんな金額になるとわかっていたらやらなかったかもしれない。
でも、向こうにとっては痛くも痒くもない金額です。大きな資本があれば、裁判には勝てなくても損はしないようになっているんです」

「当社は2017年5月の製品発表時から『特許出願中』だとアピールし、ファーストリテイリングさんのコンペに参加した際も、特許の説明をしました。
当社が特許を認められた後に、その存在を知っていながら店舗展開をされたわけです。
そして5つもの無効審判を提起しておられる状態で、さらに、この発言をされる意図が理解できません。
当初から感じていることですが、知的財産を正しく取り扱ってほしいです」

https://bunshun.jp/articles/-/50930


ひどすぎる