阪神青柳晃洋投手が先発見込みの日本シリーズ第7戦へ、全力投球を誓った。

 チームは38年ぶりの日本一へ王手をかけている。村上が先発する第6戦の結果次第で、右腕がラストゲームの先発を託される。「(第6戦で)しっかり勝って、自分が投げないのが一番いいとは思うんですけど。回ってきたら、自分のベストは尽くせたらいいかなと思います」と決意をにじませた。

 この日は甲子園で投手指名練習に参加。ブルペン投球などで調整した。今季レギュラーシーズンの京セラドーム大阪戦は2試合登板で1勝0敗。「京セラ自体は成績的にいい」と自信をのぞかせた。今季は開幕投手を任されながら8勝6敗どまり。「ずっとチームに貢献できていないので、少しでも貢献できたら」。集中力を切らさず、最後まで自分の役割に集中する。