岐阜県岐阜市の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、3人が死傷した事件から5カ月が経った。6日、訓練が再開されたが、隊員が報道陣に向けて中指を立てるような仕草を見せ、地元から怒りの声があがっている。

陸上自衛隊の隊員が“カメラに中指”か

6日午前7時ごろ、岐阜市の陸上自衛隊・日野基本射撃場には車が続々と入っていった。

隊員が訓練中に発砲し、3人が死傷した事件からおよそ5カ月。その衝撃がまだ残る中、訓練が再開されることになったが、この日隊員が見せた仕草に、地元から怒りの声があがった。

車列の最後尾、車の後部に乗った隊員が報道陣のほうを見て、中指を立てているように見える。向かい側に座った別の隊員が、慌てて腕を下ろさせるような様子も確認できた。

陸上自衛隊の広報担当者は、取材に対し「隊員は中指を立てたという認識がなく、「指差し確認をしていたのがそのように見えてしまったのでは」と言っている」と説明している。

その上で「不快な思いをさせてしまったことについては申し訳ない」としたが、訓練の再開には問題がないとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f8132fcdb07a36735e90a04258a6d76d076f87d

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