11月26日の「新しい資本主義実現会議」では、この取引がいかに失敗したかを示す資料が配布された。
2000年から2020年にかけて、国内数千の大企業の年間利益はほぼ倍増(18兆円増)したが、労働者への報酬は0.4%減、設備投資は5.3%減となった。

その結果、内部留保は20年間で154兆円も膨れ上がった。
これは1年間のGDPの3分の1にも相当する。もし、企業がその余剰資金を賃金に回していたら、
今日の生活水準は大幅に向上し、消費者の需要も高まっていただろう。中小企業でも同じパターンがみられており、ため込んだ現金が増える一方で、
労働者の報酬は減少した

これをなんとかするしかないわけやが