札幌・ススキノの風俗店を摘発ソープランド「キングダム」経営者や従業員を逮捕

札幌の繁華街・ススキノの個室付浴場(ソープランド)で、勤務する売春婦と客に売春行為をさせたとして、札幌・中央警察署は14日、売春防止法違反の疑いで、
ソープランド「キングダム」を経営する会社の役員、塩崎明人容疑者(62)や店の従業員ら20代から60代の男ら計11人を逮捕しました。

警察は容疑者の認否についていずれも明らかにしていません。

塩崎容疑者はことし1月21日から10月12日にかけ、経営するソープランド「キングダム」で、客から料金を取って勤務する売春婦と客に売春行為をさせていた疑いが持たれています。

塩崎容疑者は店の統括をする立場にあったとみられ、そのほか営業全般を管理していたとみられる佐藤公俊容疑者(51)、経理担当の市川英和容疑者(51)、さらに店の従業員や客引きの男も同容疑で逮捕しています。

警察によりますと、この店では2020年10月からの3年間でおよそ7億円の売り上げがあったとみられ、こうしたカネは暴力団の資金源になっていた可能性があります。

警察は11人を逮捕した14日に店を捜索に入っていて、今後カネの流れを含めて経営実態の解明を進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b8d7604a21db55b7fcbb317234d42d56125e54e