【巨人】中田翔の退団決定 球団はトレード移籍模索もオプトアウト契約破棄で自由契約の強い希望を尊重

 巨人の中田翔内野手(34)の退団が15日、決定した。

 昨オフに巨人と3年契約を結んだ中で、状況次第で選手側が途中で契約破棄できるオプトアウト条項がついていた。出場機会を求めて、保有するFA権行使で国内移籍を目指すのか注目されていたが、FA申請期限の14日まで残留か移籍かを熟考。その結果、FA移籍する場合は人的補償が必要なBランクとみられることなど総合的に判断し、FA権は行使しなかった。

 それでも野球選手としてスタメン出場の機会を求める思いは変わらず。球団側もその思いは理解はしていて、中田翔側にオプトアウトによる自由契約の選択肢があることも把握はした上で、より良い形にできるよう他球団にトレード移籍する道を模索していた。

 そんな中、中田翔がこの日、球団と直談判。トレードではなく、どうしてもオプトアウト行使による自由契約となって他球団移籍を目指したいと直訴した。巨人退団、移籍の強い希望を受け、球団側は本人の意向を受け入れて自由契約とすることを決定した。

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