マーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOは今年7月、近年、マーベルがディズニープラス用のドラマシリーズを量産したことが観客の集中力や関心をそぐことにつながり、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)などの映画の興行成績にも悪影響を及ぼしたとCNBCのインタビューで発言。これを受け、巻き返しのためにマーベル・スタジオが検討したというのが、絶大な人気を誇る『アベンジャーズ』のオリジナルメンバーを復帰させるという計画だ。

 “オリジナルメンバー復帰”には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で幕引きを迎えたロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンとスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウを復活させることも含まれているとのこと。ただし、俳優陣との具体的な話し合いなどには進んでいないといい、仮に彼らを呼び戻せたとしても出演料が破格になることは確定している。