生命の鼓動、万物の波動とも言われる、この世のあらゆる万物には秘めたる力の源を宿している生命に限らずあらゆる物もその力を宿し発しているスポーツ選手や武闘家など心身が極限にまで達した者はあらゆる万物の呼吸を感じ取りその力を発し感じ取れるようになる、イマジナリーは想像力や感覚を高めるため自身の心身と意識のリンクがより密接になりその力を引き起こしやすくなる、そしてその力とイマジナリーが干渉し合うことによって具象化されたエネルギーのイマジナリーが生まれる
人はもちろんのこと物にも意思の力があり、それは砂であれば乾燥を起こすという意思の力、その物の性質をその物が万象に干渉しようとする意思の力と呼ぶ、人はそれを感じ取りその力と調和することでさらなる力を発現させる、その物の存在する力、存在を維持する力、人の想像力と人並び物が持つ生命の波動によって引き出される身体の覚醒状態がここでいうエネルギーをもつイマジナリーを生み出す力
例えば世界ランク17WTA随一の技巧派と言われるマルーシャーエリーのイマジナリーなら本人の体から無数のエネルギーの糸が現れるように相手は感覚で感じる、それは視覚的に見えてるように捉えられ、感覚によって感知しているだけで実際に見えているわけではない
その糸の現れはマルーシャエリーのプレイスタイルである緻密で精細なテクニックによる動作の動きの流れを模しておりマルーシャのその手足また手首つま先指一本に至るまで緻密で巧みなマルーシャの動きがエネルギーとなり緻密さを表す一本の糸に現れそしてあらゆる体勢どんな状況でもボールと体技そしてラケットコントロールを完全に均一レベルで高いレベルのプレイスメントで発揮できるためコート全域にわたって死角がないそのプレッシャーがコート全体を覆うほどの無数の糸で体現されている
本来人間というのは自身の力にリミッターをかけて生物として30%ほどの力で生きているが無理をしないため状況に応じて力を引き出している、イマジナリーと練達された身体によって引き出されたその力が発せられると、本来人の中に眠ってある潜在的な力が爆発することにより身体の力を100%引き出せるようになるその力をイマジナリーによってコントロールできるようになったときそのエネルギーとイマジナリーが干渉し力ををもつイマジネーションが発言する