米国が主導する有人月探査計画「アルテミス計画」を巡り、日本人の宇宙飛行士を月面着陸させる方向で日米両政府が最終調整していることが24日、分かった。

アルテミス計画ではアポロ計画以来およそ半世紀ぶりに再び人類が月面に立つことになるが、米国は日本人飛行士の少なくとも2人に月面着陸する機会を提供する方向だ。

JAXAは23年2月、候補者に諏訪理さん、米田あゆさんの2人を選んだ。
米国のアポロ計画では、合計12人が月面着陸を果たしたが、全て白人の米国人男性だった。日本政府は米国に次ぐ2カ国目の有人月面着陸を果たす目標を掲げている。