能登半島地震の被害を受けた石川県珠洲市の塩田で、伝統的な製法による塩作りの再開に向けた修復工事が行われました。

珠洲市長橋町にある塩田では、「揚げ浜式」と呼ばれる、地元で400年以上続く伝統の製法で塩作りが行われていましたが、能登半島地震の被害を受け、作業ができなくなっています。

壊れた設備をすべて元に戻すのは難しい状況ですが、運営会社は、少ない量でも塩作りを再開したいと、12日から修復工事を始めました。

まずは海水をまいて、乾燥させるための「塗浜」と呼ばれるところを直すことにしていて、業者がひび割れた部分を掘り起こしたあと、再び埋めて固めていました。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240412/k10014420241000.html