司法当局が公開している訴状によると、水原容疑者は、2018年に大谷が米国に移住した際、エンゼルスから給与が振り込まれる銀行口座の開設を手助けした。
水原容疑者は2021年9月にギャンブルの胴元と賭博を始め、2年余りの間に総額4067万8436ドル(約62億3320万円)の損失を出したとされている。
胴元への送金の際に、水原氏は大谷の銀行口座を使用していた。

 さらに、代理人を務めるネズ・バレロ氏が大谷の銀行口座へのアクセスを求めたものの、水原氏は「プライベート」を保ちたいとして大谷が拒否していると通達。
そのためか、バレロ氏が雇用し、大谷の納税を担当する経理事務員も口座へのアクセスを要求したが、バレロ氏から断られたという。また、バレロ氏が雇用し、
大谷の会計を担う会計士は2022年10月、大谷と水原容疑者とのミーティングの予定があったが、現れたのは水原氏のみで、大谷は体調が悪く来られないと水原容疑者から伝えられた。