水原容疑者にとって最後の望みが断たれたのは、ソウルでの夜だったようだ。ドジャースが3月21日に開幕第2戦(対パドレス)を戦った直後、同容疑者はドジャースのクラブハウスで「自分はギャンブル依存症だ。多額の借金を大谷翔平に肩代わりしてもらった」と説明。
だがその深夜にホテルで大谷から問い詰められ、スーパースターの銀行口座から巨額の金を盗んだと白状したという。

同容疑者は「クラブハウスで話したように、翔平が僕の借金を肩代わりしたことにしてくれないか?」と頼み込んだという。
だが、大谷はこれを拒否し、即バレロ代理人に連絡を取ったという。この瞬間、足かせをはめられて法廷に引きずり出されることは確定していたことになる。