[練習中の選手たち。立浪監督が一人でコーチの片岡篤史を見つける。]
立浪監督: (驚いた表情で)篤史、何やってんねん!
片岡篤史: (あわてて)監督!えっと、ちょっとした休憩です。
立浪監督: 休憩か。それならいいが、何かやることがあるだろう!
片岡篤史: はい、すぐに…(焦りながら)
[突然、片岡篤史の前に小さなポットとティーカップが置かれているのが見える]
立浪監督: (興味津々)何だ、それは?
片岡篤史: これは…お茶を飲むためのセットなんです。
立浪監督: お茶を飲むためのセットか。なるほど。それじゃあ、早くお茶を淹れてみろ!
片岡篤史: は、はい!(慌てて茶葉をポットに入れる)
[しばらくして、片岡篤史がポットからお茶を注ぎ、立浪監督にカップを差し出す]
片岡篤史: お待たせしました、監督。
立浪監督: (興味津々ながら)ほう、さすがだ。ではいただくぞ!
[立浪監督がカップを手に取り、一口飲む。そして、不思議そうな表情を浮かべる]
立浪監督: (味を試しながら)篤史、これ…なんだ?
片岡篤史: (照れながら)それは、実は…緑茶です。
立浪監督: (目を見開いて)緑茶か。なるほど。でも、なんか…変だな。
[一瞬の静寂の後、場面が変わり、立浪監督が片岡篤史に向かって言う]
立浪監督: 篤史はなにやってんねん!
[読者に向かって顔を向け、立浪監督が笑顔でサムズアップをする。]