ＪＲ東海がリニア中央新幹線のトンネル掘削で出た、基準値を超える重金属を含む残土を
飯田市内の橋りょう工事で活用する方針を示したことについて、
飯田市は残土を活用する上では住民に十分な説明を行い理解を得るよう
ＪＲ東海に求めていく考えを示しました。


大鹿村で行われているリニアのトンネル工事では
セレンをはじめとする基準値を超える自然由来の重金属を含む残土も出ていて
ＪＲ東海はこれらの残土を飯田市に建設する橋りょうの土台の一部に活用する方針を示しています。

これについて、飯田市のリニア担当部長は１５日の懇談の中で
ＪＲ東海に対し残土を活用する上では住民に十分な説明を行い
理解を得るよう求めていく考えを示しました。