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修正前の初版本は7999円の値が…大谷翔平の絵本から消えた水谷一平容疑者、理由を出版元に聞いた
4/20(土) 19:11配信

 4月20日、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで、ドジャース対メッツ戦がおこなわれ、大谷翔平は「2番DH」で先発出場。4打数1安打四球1打点という結果で、松井秀喜超えの通算176号本塁打はお預けとなった。

 その大谷を描いた絵本が、話題になっている。韓国・ソウルでのMLB開幕シリーズと同じ日に発売された『野球しようぜ! 大谷翔平ものがたり』(世界文化社)だ。この本、題字は本人、巻末にはほぼ原寸大の手形までついているとあり、完売する書店が続出し、わずか1カ月で累計9万部を突破と、大ヒットしている。

 発売直後から、SNSでは

《今の子供たちは、大谷翔平目指して練習してるんだね~ 世界で活躍してる人目標にできるっていいね》
《欲しいなぁ、子どもに読ませたい》
《子どもたちへの刺激となる一冊で、野球の楽しさと夢を共有しよう》

 など、内容を期待する声が寄せられていたが、徐々に、このような意見が増えてきた。

《大変だね、こういうの色々》
《絵本やら教科書やら教育関連まで振り回した水原一平恐るべし》

 絵本のなかには、大谷がドジャース入団会見に臨むシーンが描かれている。そこには当初、新ユニホームを着た大谷とデーブ・ロバーツ監督、そしてその右隣に、スーツを着た男性の姿があった。言うまでもなく、それは違法賭博容疑で訴追された、大谷の元通訳、水原一平容疑者だ。

 ところが、重版された本からは、水原容疑者の姿は消され、ドジャースのロゴが広がっている背景となっていたのだ。

「スポーツ違法賭博への関与によって、水原容疑者がドジャースから解雇を言い渡されたのは3月20日、絵本の発売日と一緒とあって、市中に出回っている初版の回収は不可能だったのでしょう。重版後のものを急遽、差し替えたと思われます」(出版関係者)

 世界文化社に問い合わせたところ「4月中旬出荷分の、3刷めより対応しております。大谷選手サイドと協議した結果、修正いたしました」との回答だった。

 このニュースを知ってか、初版をメルカリに出品する人も出現し、4月20日15時現在、7999円の値をつけているものもある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/891afd3f7efdb471958dcbdbbed5df9ea43fe6f5
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