帝国データバンクによりますと、2023年度のステーキ店の倒産は10件で、前年度の5倍となりました。

 倒産が増加した主な理由は、円安です。

 サーロインなどのアメリカ産牛肉の価格はこの5年で1.4倍となり、100グラムあたり200円を超えました。

 アメリカ産より安いオーストラリア産でも1.3倍です。

 仕入れ価格が急激に上昇するなか、「客離れの懸念から値上げ出来ない店も多い」とみられ、経営を圧迫しています。