https://news.yahoo.co.jp/articles/238724e599aead41e32a0d1b370948c04da99660

先月、下関市内の公共施設が旧統一教会に貸し出されたことについて前田市長は
「非常にもどかしい状況だった」と述べました。
=下関市・前田市長=
「よっぽど生命に危険があるような状況であれば拒絶するような権利っていうのは
一定数発生するとは思うんですが、そこまでいたらないかなあというのが
非常にもどかしい状況ではありますが、今回は冷静に見送ったということで…」
先月6日、旧統一教会「世界平和統一家庭連合」は
市教育委員会が管轄する「生涯学習プラザ」で集会を開催しました。
福岡の市民団体によると集会は創始者の文鮮明氏が
下関から日本に初めて入国したことを記念する式典で
約800人が参加したということです。
これについて市民団体は今月9日今後、
教団や関連団体に公共施設の使用を認めないよう、市に要望を行いました。
前田市長は定例会見の中で福岡市が公共施設の使用を認めなかったことについて
教団が訴訟を起こしていることなどを例に挙げ、
「司法の判断が出るまでは状況を見守りたい」と話しました。
=下関市・前田市長=
「裁判の案件がきちんと形に出て、それによって
また判断をしていく必要があるかなという風に思っておりますので、
いまの場合は、いまの状況では、このまま慎重に対応を続けていきたいという風に
思っています」