バンダイナムコHD子会社元社員 5400万円着服疑いで逮捕
2024年5月14日 15時09分

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おもちゃやゲームなどの大手メーカー「バンダイナムコホールディングス」の子会社の元社員が、社員が使用する携帯電話およそ500台を無断で売却し5400万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。警視庁は元社員が同じ手口で合わせておよそ4億円を不正に得ていたとみて調べています。

逮捕されたのは、「バンダイナムコエンターテインメント」の元社員、豊住陽一容疑者(59)です。

警視庁によりますと、豊住容疑者は4年前の2020年、社員が業務で使用する携帯電話およそ500台を買い取り店に無断で売却し、5400万円を着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。

調べに対して容疑を認めていて、着服した金はガールズバーでの飲食代や、女性へのプレゼントなどに使っていたということです。

容疑者は当時、業務用の携帯電話の発注や管理を担当していて、保管記録と使用されている端末の数が異なっていたことから会社が内部調査を行い、不正が発覚したということです。

容疑者はすでに懲戒解雇されていて、警視庁は2015年から、同じ手口でおよそ4000台の売却を繰り返し、合わせておよそ4億円を不正に得ていたとみて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448611000.html