トイレットペーパーを求めて女性用トイレに入ったとして、兵庫県警は、阪神地域の警察署で刑事部門に所属していた20代の男性巡査長を所属長訓戒処分とした。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。
県警によると、巡査長は3月7日午後6時過ぎ、捜査で派遣されていた神戸市内の警察施設2階の女性用トイレに侵入したとされる。 巡査長は、便意をもよおして男性用トイレに入ったが、トイレットペーパーが不足していたため、隣の女性用トイレに探しに行ったという。直後に入ってきた女性職員が気付いて発覚した。 県警の聴取に、巡査長は「緊急事態だったので安易に考えた」と説明。女性職員に見られたとの認識もあり、パニックになって用を足さずに帰宅したという。 男性用トイレは1階と3階にもあるため、県警は巡査長が女性用トイレに入る正当な理由がないと判断し、建造物侵入容疑で書類送検した。巡査長のスマホを調べ、ポリグラフ検査をするなどした結果、性犯罪の疑いは確認されなかったという。
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