子どもに接する仕事に就く人に性犯罪歴がないかを確認する制度「日本版DBS」を導入するための法案が、5月22日に衆議院特別委員会にて全会一致で可決。翌23日には本会議で可決のうえ参議院に送られた。

 加藤大臣は、下着窃盗等は「財産に対する罪である窃盗罪」、ストーカー規制法違反は「恋愛感情またはそれが満たされなかったことによる怨恨の感情を充足する目的でつきまとい、著しく粗野または乱暴な言動等を繰り返すことなどを内容とする罪」であると説明。

そのうえで、結果として下着窃盗もストーカーも「人に対する性暴力とは言えない」ため、DBSでも確認対象とする罪とは「その性質が異なり、本法案の対象とはしない」との見解を示した。


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