お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(60)が、自身の女性問題を報じた「週刊文春」の発行元、文芸春秋社などを相手に名誉毀損を訴えた民事訴訟の弁論準備手続きが5日、非公開のオンラインで行われた。

 松本側の代理人は、都内でデイリースポーツなどの取材に対応。田代政弘弁護士は損害賠償額の上乗せの可能性を示唆した。現在の請求額は5億5000万円。慰謝料5億円に弁護士費用5000万円がその内訳だが、田代氏は「休養損害を上乗せする可能性がある」と話した。慰謝料の中に休養損害を含める、もしくは、プラスする、双方の可能性があるという。松本は文春報道後に「裁判に注力するため」芸能活動を休止。レギュラー番組などの出演を取りやめている。