規正法に新たな「抜け穴」 領収書黒塗り?保存義務も不明確―岸田首相曖昧、野党は追及継続

 政党から議員に支給される政策活動費を巡っては、国政選挙の「裏金」に充てられた疑惑も浮上する。自民は使途公開に消極的だったが、日本維新の会を抱き込むため一転して「10年後の領収書公開」を受け入れた。ただ3日の特別委で、自民の法案提出者である鈴木馨祐氏は「プライバシー、企業団体の秘密保護は考慮しなくてはいけない」と答弁し、領収書を「黒塗り」する可能性を示唆した。