畿内史に詳しい天野忠幸先生いわく織田信長が勢力を拡大させる一方で家臣から謀反が頻発したのは
信長から課される際限なき軍役への疲弊や尾張閥と外様の扱いの差への不満が背景にあったという
信長に謀反した重臣として有名な荒木村重と松永久秀はともに外様の出身
呉座先生も織田家をブラック企業的体質と指摘し光秀と他の謀反者との違いは信長を直接討てる状況にあったかの違いに過ぎないとする

>>363
織豊期を実像以上に革新的とする風潮はむしろ戦後のリベラルというかマルクス主義史学で広がった
太閤検地を封建革命と称した安良城盛昭あたりが有名