2022年7月、安倍晋三元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、起訴された男が「現在のような状況を引き起こすとは思っていなかった」と話していることが分かりました。

殺人罪などで起訴されている山上徹也被告(43)は、現在、大阪拘置所に収容されていて、今は公判前整理手続きが続いています。

面会を続けている弁護団は21日、事件をきっかけに旧統一教会や宗教2世の問題が明らかになったことについて、
山上被告が「現在のような状況を引き起こすとは思っていなかった」と話していることを明らかにしました。

また宗教2世の境遇が知れ渡ったことは、「2世の人にとってはよかったのか悪かったのか分からない」と話しているということです。

事件からまもなく2年となりますが、山上被告の公判前整理手続きは来月に第4回が開かれた後も続き、公判開始のメドはたっていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7db2378682ddefd54f725d063e2ed11c9e95abe6