来月7日に投開票を迎える東京都知事選について、JNNでは22日、都内の有権者に対しインターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。その結果、現職の小池百合子氏が安定した戦いぶりで、他の候補を引き離していることがわかりました。

小池氏大きくリード 蓮舫氏、石丸氏が追う展開
現職の小池百合子氏は、都民ファーストの会の支持層の約9割を固めています。さらに自民党・公明党支持層の約8割を固めるなど大きくリードし、他の候補を引き離しています。

前参議院議員の蓮舫氏は、立憲支持層の約8割、共産支持層の約7割を固め、小池氏を追う展開です。広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏が続いていて、元航空幕僚長の田母神俊雄氏など他の候補は伸び悩んでいます。

ただ、今回の調査では約3割の人がまだ投票先を決めていないと答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。