https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC24D2L0U2A520C2000000/
東京大学の坂元晴香特任研究員らの研究グループは、国の統計調査を使い学歴や収入の違いが子供の数に与える影響を分析した。高学歴の女性ほど子供を持つのを諦めるとされてきたが、1971年以降に生まれた女性では自身の学歴と子供の数に相関関係はみられなかった。

研究グループは43~75年に生まれた人を対象に、厚生労働省の出生動向基本調査(2015年)を使って調べた。1956~70年に生まれた女性は大卒以上の方が子供を持つ割合が低かったのに対し、71年以降に生まれた女性では大卒とそれ以外の人との間で差がなかった。