昭和21年5月3日東京裁判

検事「この戦犯の中で誰が一番第一級の悪人か?」
石原「それはトルーマン大統領である」
検事「理由を言いなさい」
石原、枕元から一枚のビラを取り出し「これを読め。
 『もし日本国民が銃後において軍と共に戦争を協力するならば、老人、子供、婦女子を問わず爆撃する。だから平和を祈願して反戦体制の気運をつくれ。』
トルーマン大統領名でこれが出された。
国際法では、非戦闘員は爆撃するなと規定があるにも拘わらず、非戦闘員を何十万人も殺した。国際法違反である。」

検事は、一番悪いのは東條だと言って欲しかったのに、トルーマンだと言われ困り、
「イヤイヤ、そのビラに書いてあるのは単なる脅しじゃないか。」と言いました。