「同記事によると、性被害を訴えているA子さんにつきまとう探偵が複数いたそうです。文春の記者が同探偵らを直撃すると、松本さんの代理人である田代政弘弁護士の依頼であると認めたのです。さらに田代弁護士は、A子さんと親交のあるX氏に対し、A子さん説得して出廷を辞めさせるよう依頼したうえで、X氏の不倫報道が週刊誌に掲載される可能性があると告げて“脅迫まがい”の行動を取ったと報じています」

 一方、田代弁護士は7月10日に、自身の所属する八重洲総合法律事務所の公式ページに「『週刊文春電子版』掲載記事について」と題する文書を掲載した。

 同文書によると、田代弁護士がA子さんについて調査会社を通じて調査を依頼したことは事実であるものの、匿名文書による情報提供を元に調査を実施しており、匿名文書の提供に「『週刊文春』が関与していたのではないかとの疑念が払拭できません」と主張している。