次世代半導体の量産へ「早期に法整備」 岸田首相

 岸田文雄首相は24日、次世代半導体の国産化を目指す「ラピダス」の新工場建設予定地(北海道千歳市)を視察し、次世代半導体の量産に向けた法整備を進める考えを表明した。

 ラピダスは世界最先端となる2ナノメートルの半導体を2025年に試作し、27年にも量産化する計画で、政府は最大9200億円の支援を決めている。法整備による支援は6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込んでいる。