「フラッシュぶんぶんゴマ」を使わないで! 目を負傷する事故が複数発生。国民生活センターが注意喚起
8/6(火) 17:40配信

国民生活センターは8月1日、玩具「フラッシュぶんぶんゴマ」 使用中に破片が飛び、目を負傷した事故が複数発生したと発表。当該品の使用中止を呼びかけました。

商品は三洋堂(愛知県岩倉市)が販売しており、中国で製造されたもの。円形の回転体に通した紐の両端をタイミング良く引いたり緩めたりすることで回転させて遊ぶ玩具です。

20代男性が使用した際、数秒で部品が破損し破片が目に当たり負傷したという事故を受け、国民生活センターが調査したところ、「回転体に亀裂や割れが生じている個体が複数確認され、それらを回転させたところ、10回転程度回転させただけで部品の一部が破断し、破片が飛散するものがあった」とのことです。

販売する三洋堂は8月1日、「使用中止のお願いとお詫び」ページを公開し、使用の中止を呼び掛けています。

公開された動画には、使用中に破損し、部品が飛散する様子も
国民生活センター公式X(旧Twitter)アカウント(@kokusen_ncac)の動画では、玩具の調査中、実際に破損する瞬間の動画も公表されており、大きくとがった部品が高速で飛散する様子を確認することができます。

また、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)には、イベントで入手した当該品を使用中、目に破片が当たったという同種の別の事故が一件寄せられています。

これらの事故事例を挙げ、国民生活センターは「当該品をお持ちの方は、使用を中止してください」と呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9eff5d2d5e14ffc0172bca1e4acee3038e19c801