スポニチ[ 2024年8月8日 21:24 ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2024/08/08/kiji/20240808s00013000355000c.html

 競技での不可解判定や開会式での国名誤アナウンス、選手村の食事が不評など、運営面での問題が続出しているパリ五輪で、またも不手際が発生した。

 第13日(7日)の自転車・女子ケイリン敗者復活戦の4組で太田りゆ(ブリヂストン)が1着で準々決勝進出を決めたが、残り1周で鳴るはずの鐘が鳴らなかった。

 ゴールを過ぎても選手はスピードを落とさない。ゴール後に鐘が鳴り、中継での実況も「今、鐘が鳴りましたが、ここでフィニッシュです」と伝え、解説者も「これは間違いですね」と苦笑した。

 太田はレース後に自身のインスタグラムのストーリーズ機能で「向こう側のミスで1周多くもがいた 身体に染み込んだ周回数も絶対勝ちたすぎて、万が一を思ってゴールじゃん絶対!と思いつつも踏み続けました」と投稿した。

 太田は8日(日本時間9日)に準々決勝に臨む。