日本文学研究者キース・ヴィンセント
> 日本のイメージを永遠の青年期と結びつける操作は、政治的な領域ではずいぶん前から続いていることです。たとえば「アメリカの子ども、日本」というイメージですね。もっとも、現在の民主党政権(※2010年時は民主党政権)がアメリカからの何らかの自立を模索しているらしいことはアメリカにも伝わっているようで、最近ではアメリカの新聞に「とうとう日本は一人前に成長して独自路線を行くのだろうか」というような趣旨の報道もよく見ます。