8月16日までに、元卓球選手でスポーツキャスターの石川佳純の、中国SNS「微博(ウェイボー)」のコメント欄が閉鎖する事態となっている。

 中国ネットでの批判が過熱していることが理由だ。週刊誌記者はこう話す。

「発端は、石川さんが取材したパリ五輪の前、出場する張本智和選手と、東京・渋谷の東郷神社を参拝していたことが、インターネット上で発掘されたことだそうです」

 東郷神社は「必勝祈願」のご利益があると知られているが、それは、日露戦争で連合艦隊の指揮をとった東郷平八郎が祀られているためだという。

「そのような背景からか、批判が起きることはたびたびあり、1989年には新左翼団体によって、神社内で爆破テロ事件も起きています。

 中国では、東郷神社は『参拝してはならない』と伝えられているそうで、中国でも人気のある石川さんが訪れたことによるショックで、批判が起きているようです。

 なかでも、石川さんが現役時代から“あこがれの人”と明かしていた、リオ五輪、東京五輪の卓球男子シングルス2大会連続金メダルの馬龍選手が、フォローを外したことも報じられています」(同前)

 先日は、帰国したパリ五輪卓球日本代表の早田ひなが「鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)に行きたいです」と話したことで、中国、韓国から批判が起きる事態もあった。