吊荷の下に入るな

750個の石をネックレスのようにつるす万博休憩所、若手20組の1組である工藤浩平氏
「誰も見たことがない施設をつくりたい」。工藤浩平建築設計事務所(東京・台東)を主宰する工藤浩平氏は、大阪・関西万博に意欲を見せる。
重さが1個90〜250kgもある複数の石を鋼製ケーブルに通してつるす。石を貫通するケーブルが敷地の頭上で列を成し、日よけになる。ただし、ケーブル同士には隙間があるので日陰はできても、雨にはぬれる。