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■全日本学童出場チームの監督が危惧する“野球離れ”…実感する他競技の勢い

現代の日本において、少子化ばかりが野球人口減少の原因ではない。スポーツといえば野球一択だった時代は、とうの昔に過ぎ去ったのかもしれない。

今年で創部60年を迎える学童野球チームの北ナニワハヤテタイガース(兵庫)は、「高円宮賜杯 第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で2017年以来の準優勝を果たした。現在74歳の石橋孝史監督は、野球をする小学生に「器用な子が減った」と懸念を示す。

(中略)

20年ほど前から、徐々に選手の質が変わり、今では「素材のいい子どもは野球してないですわ」とため息交じりに話す。

「器用な子がおらんくなりました。できる子はサッカーやバスケに行きますね。野球はお金がかかりすぎですわ。頭から足までお金かかるのは野球だけでしょう? ヘルメットがいる、ユニホームがいる、ベルトもいる……。そりゃあ違うスポーツに行きますよ」