選手会の森忠仁事務局長は「球界全体が潤うために価値、意義のあるものなら、全然やらないという話ではない」と試合数増には肯定的な姿勢を示したが、こう付け加えた。「単純に増やすのは反対。『ファンも喜ぶ見せ方の違うものを考えませんか?』という話をさせていただいた」

選手会が要求する二本柱

事務局長の発言の裏にあるNPBや経営者側に対する?要求?は、2つの柱で構成されている−と指摘する球界関係者がいる。

一つはエクスパンション(球団拡張)による14球団制だ。

もう一点はセ・パ交流戦の抜本的な見直しである。2005年から始まった交流戦は当初の36試合から24試合を経て、現行の18試合と試合数は減少傾向にある。これが果たしてファンのニーズに沿ったものか。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/sports/npb/sankei-_sports_baseball_ITWF7CLIVNMRLJXJZ55YOG6NYU.html