2005年から始まった交流戦は当初の36試合から24試合を経て、現行の18試合と試合数は減少傾向にある。これが果たしてファンのニーズに沿ったものか。
例えば今季の阪神は甲子園球場で日本ハム、楽天、西武と3連戦を行った。先発ローテーションの兼ね合いもあるが、ロッテの佐々木朗希の160キロ直球や、
ソフトバンクの4番・山川の豪快な打撃を甲子園の阪神ファンは生で見ることができなかった。同一リーグのカードにこだわる姿勢では魅力ある試合はとても増やせない−といった考え方だ。