京都府警の白井利明本部長(56)が、業務中に部下の府警幹部に「殺すぞ」と発言していたことが30日、関係者への取材で分かった。
警察庁が規定するパワーハラスメントの「職員の人格、尊厳を害すること」に該当するとみられ、府警トップの発言として異例の事態といえる。

関係者によると、白井本部長は8月、京都市上京区の府警本部の執務室で、部下の幹部から部局の業務の進め方について説明を受けている際、内容に不満を示して「殺すぞ」と暴言を吐いたという。
府警は事案について警察庁に報告をしているとみられる。

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