壁にプリントやポスターなどを張るときに使う「針」。大人になると使う機会が少なくなりますが、学生時代には毎日のように目にしていたのではないでしょうか。この「針」の呼び名、実は関東と関西で呼び方が違うようです。SNSの声から探ってみました。

西川貴教さんも「全国共通じゃないの?」

 この針、関東を中心とした東日本では、一般的に「画鋲(がびょう)」と呼ばれることが多く、広く浸透しています。一方で、関西を中心とした西日本では「押しピン」と呼ぶ人が多数。「東京で押しピンって言ったら伝わらなくてビックリした」「押しピンって方言なの? 全国共通かと思ってたのに」など、カルチャーショックを受ける人も多くいるようです。

 滋賀県出身の歌手、西川貴教さんも以前「え? “押しピン”って全国共通じゃないの? 方言の違いって、思わぬとこにあんだなぁ…」とXで投稿。方言であることに気付かないほど、関西では「押しピン」が浸透しているようです。