ps://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4c5a187a9d2f92b485dc3e4d442abff0cbba296b
私は何年もポスティングの現状について改革を訴えてきた。
ポスティングというシステムの運用は認められているが、容認するかどうかは各球団に委ねられている。
こうした現状は、ドラフト会議で球団を選ぶことができずにプロ入りする選手にとってフェアではないと思うが、どうだろうか。
指名された球団がポスティングを容認するか、どうかでその後のプロ人生が変わってしまう。
もちろん、ポスティングで出す球団も、出さないソフトバンクもルールに基づいているので批判される筋合いではないが
選手にとっては海外FA権取得より数年早くメジャーへいけるかどうかは、キャリアに大きく影響する可能性がある。
例えば1軍登録日数が7~9シーズンに達した選手がポスティングを申請すれば、球団は自動的に応じるというような運用はできないだろうか。
入団先の球団によって選手に不利が生じないようにと同時に、ソフトバンクのように
海外FA権取得までは選手をポスティングにかけないという方針を貫いている球団が〝悪者扱い〟されないように
本当の意味での統一ルールが欠かせないのではないだろうか。
巨人時代、ポスティングを訴えて「上原はわがまま」と言われた身としては、いつもこの問題を考えている。