セブン&アイ・ホールディングスは10日、2025年2月期の連結純利益が前期比27%減の1630億円になる見通しだと発表した。従来予想(30%増の2930億円)から1300億円下方修正し、一転減益となる。事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス、2820億円)を下回った。米国の物価高や消費停滞の影響で主力の海外コンビニエンスストア事業が落ち込む。傘下のイトーヨーカ堂が運営するネットスーパー事業の配送センターなどの減損損失も利益を押し下げる。

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