母熊は子熊を守るため必死に戦う。

オス熊は、その子熊を殺すためにやってきているのだ。

子熊がいる母熊は発情することはない、
(発情:哺乳類が交尾可能になる状態)

だから、オス熊はその子熊を殺すのだ。

一瞬にして一頭の子熊を殺った・・・。

母熊は必死にもう残りの子熊を守る、

襲ってくるオス熊に対し、死力を尽くして母熊は戦うのだ。

牙をむき、爪を立て、相手を追い払おうと攻撃する。

だが・・・オスの力には敵うはずもなく、

しばらくすると二頭めの子熊も殺られてしまった・・・。

こうなると母熊は急に肩を落としたようにあきらめ、茫然と自分の子供が殺られている光景を見つめるしかないのである・・・。

自分の子熊が殺された、その後、メス熊の発情が始まるという、

そして我が子を殺したそのオス熊を受け入れるのだという事実・・・・・。