香川県が行った健康調査で、生活習慣病のリスクがあるとされる「脂質異常」が見られた小学4年生の割合が11%と、これまでで最も高くなったことが分かりました。

香川県は、人口あたりの糖尿病による死亡率が全国上位のため、子どものうちから生活習慣の意識を高めようと、県内の小学4年生と中学1年生を対象に、毎年度、血液検査などの調査を行っています。

また小学4年生の肥満傾向も、男子が15.8%、女子が11.6%で男女ともに過去最高を更新しました。
県はコロナ禍以降、スマートフォンやゲームに長時間触れる生活習慣が定着し、外出の機会が減ったことが背景にあるとみられると分析しています。