60代男性が2億2400万円被害 女性から「おじは経済学者」と“金”への投資勧められる 石川県のSNS型ロマンス詐欺として過去最高額
10/25(金) 17:12配信

SNS上で女性をかたる人物から「金」への投資話などを持ち掛けられ、石川県小松市の60代男性が現金およそ2億2400万円をだまし取られました。
石川県内でのSNSを使った詐欺事件としては過去最高の被害額です。

警察によりますと今年7月、小松市の60代男性がSNSのアプリを介し、中国人と日本人のハーフの女性を名乗る人物と知り合い、金への投資を勧められました。
その後、指定された複数の口座へ26回にわたり、合わせておよそ2億2400万円を振り込みました。

男性はその際、「金市場の取引で利益を得た。おじは経済学者で40年以上の投資経験がある。初心者でもリスクの心配はありません」などと言われ、経済学者を名乗る人物と投資のための専用アプリを紹介されたということです。

最初の投資で1万4000円ほどの利益があり、実際に自身の口座に振り込まれたことで話を信じたということです。
また男性はSNS上で女性をかたる人物と趣味などの話で仲を深めるうちに、女性を「きょうだいのように感じていた」とも話しているということです。

警察が詐欺事件として捜査しています。

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