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物価高「最低限」の生活襲う
 生活保護は「最後のセーフティーネット」といわれる。申請件数が全国で増加する中、保護費は10年前から段階的に引き下げられてきた。2023、24年度は据え置かれたが、歴史的な物価高は「最低限度」の暮らしさえ脅かす。「早う死ねと言われているよう」。県内の高齢受給者が悲痛な声を上げる。

 18日午前。高知市のビルの事務所から、70代女性がアルバイトを終えて出てきた。記録的猛暑となった今夏も「エアコンはほとんど使わんかった」という。